多くのIELTS挑戦者がこの悔しさとぶつかったことでしょう・・・
そんな時の必殺技、再採点という制度があるのをご存知でしょうか?
意外と知らない人も多いこの制度、一度返ってきたスコアがあがる可能性があります!
・予想より低い結果がでた
・目標スコアまであと少し
このような方は必読です!
目次
再採点(EOR)とは?
リマークとも呼ばれるこの制度、
なんと自分のスコアが本当に正しいかを再審査してもらえます!
通常IELTSは日本国内で採点されますが、再採点を申請すると自分の回答がイギリス本部に送られ、より採点に精通している人がもう一度スコアをつけてくれます。
本部でつけられたスコアが元のスコアより高かった場合、自分のスコアが高い方に修正されるという制度です。
どうやって申請するの?
申請方法は、どの機関でIELTSを受けたかによって変わります。
英検協会の場合
協会宛てに再採点希望の旨をメールで送ります。
そうすると申請用シートが送られてくるので、下記の2点を郵送します。
・再採点費用の振り込み確認書類
筆記試験から39日以内が期限なので要注意です。
JSAFの場合
ホームページに載っている申請フォームを記入し、下記の3点を郵送します。
・再採点費用の振り込み確認書類
・成績表の原本
筆記試験から6週間以内の申請がルールです。
(補足)バークレーハウスも6週間以内がルールのようですが、詳細は問い合わせる必要があります。
申請費用はいくら?
申請費用は英検が9,000円、JASFが11,000円になります。(2020年10月現在)
こちらの費用はスコアがあがると全額返金されますが、スコアに変動がない場合は戻ってきません。
1セクション申し込んでも、4セクション申し込んでも料金は一律です。
結果が出るまでの期間は?
英検は約3週間、JSAFは約2~4週間としています。
あくまでも目安なので、それより早いこともあれば遅いこともあります。
英検は紙の成績表が郵送される前にメールで結果を教えてくれますが、JSAFは郵送のみです。
スコアが上がりやすいセクションは?
あがりやすいセクションはこの2つ!
・ライティング
この2つのセクションには正解がなく、人が採点しているものなのでスコアが上がりやすいです。
一方、リスニングとリーディングは答えが決まっているので基本的にあがることはないです。
スコアがさがることはあるの?
スコアが下がることはないと言われています。
ただ、主催者側からそのように正式な発表があるわけではありません。
ですが、今までスコアが下がった例は見たことがありませんし、スコアは上がるorそのままである、と思って大丈夫でしょう。
★体験談★再採点で0.5あがって目標クリアできた話
実際にJSAFに再採点を申請してみました。
その時のスコアはL6.5、R7.0、W6.5、S5.5です。
Sのスコアが6.0必要だった私は初の再採点申請を決意。
実際にこのようなスケジュールで進みました。
9/03 IELTS受験(CDI)
9/07 オンラインにて結果確認
9/09 紙の成績表が到着
9/10 再審査申請書類をJSAF宛に郵送
9/14 JSAFより、本部へ再審査依頼完了とのメールを受信
9/26 オンラインにてSpeakingが0.5あがったことを確認
9/30 新しい成績表・申請費用返金依頼用紙が到着
申請してから結果を受け取るまで、だいたい3週間弱かかりました。
オンラインで成績があがったことを確認してから、成績表が届くまでに4日空いています。
これは郵便局の配達が遅かったためでして、消印は27日(日)になっていたので、すぐ発送してくれていたようです。
IELTS対策中の方に読んでほしい記事
スコアをなるべく早く達成して、IELTSから解放されたいですよね。
そこで私が実際に使っていた参考書や勉強法をまとめたので、ぜひスコアメイクに役立ててください!
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まとめ
この再採点制度、IELTSのスコアメイクに頭を抱えている人にとってはかなり夢のあるシステムではないでしょうか。
お金と時間はかかってしまいますが、是非試していただければと思います!