日本でも2019年3月頃からIELTSのコンピューター受験がはじまりました!
その名もComputer-delivered IELTS(CDI)。
今まではIELTS=紙、TOEFL=PCというイメージでしたが、IELTS民にもコンピューターの時代が来たのです。
とはいっても紙に慣れているから・・といって踏み出せない方や、どっちがいいか迷っている方も多いと思います。
今回は自分にあったタイプが見つけられるよう、徹底比較していきます!
目次
受験料を比較
英検ではペーパーもコンピューターも25,380円。
一方JASFはペーパーが25,380円、コンピューターは26,400円になります。
試験はアカデミックもジェネラルもどちらも受けられます。
試験科目の順番の違い
ペーパーとコンピューターでは試験の順番が違います。
人によって集中したい科目とかも変わってくるので、要チェックポイントですね!
パソコン:Listening→Reading→Writing→Speaking
(一度聞き逃したらおしまいなリスニングを、脳が起きていない朝イチにやるというのは個人的にちょっと・・・)
自分が集中したい科目や、体力を使う科目は様々だと思います。
自分に合っている方を考えてみてください!
科目ごとのメリット・デメリット
やはり科目によってペーパーの方がいいものや、PCの方がいいものと分かれます。
科目別に解説していきましょう。(個人的な感想含む)
リスニング編
結論PCがおすすめです!
なんと音声をヘッドホンで聴けます!
ということは自分の好きな音量に設定でき、周りの雑音も気にならなくなります。
またこのヘッドホン、リスニングが終わったあともずっと使っていいので、ライティング終了まで周りの音を遮断できるのです。
一方デメリットは3点あります。
解答を書き写す10分間がない
スペルミスが起きやすい
メモをする紙と鉛筆はあるのですが、問題に直接書き込めないので不便です。
また、ペーパーだと音声終了後に10分間の解答書き写し時間があるのですが、PCは2分間しかありません。
問題を解きながら同時に答えも打っていく必要があるため少し解きづらいです。
リーディング編
リーディングが一番人によって意見が分かれるところだと思います。
メリットとしては、
・マーカーやメモ機能がある
・問題文と設問を同時に見比べられる
この3つが大きいです。
一方デメリットとして、問題文に書き込めないこと、画面をずっと見るため目が疲れることがあげられます。
またマーカー機能があるとはいっても、ペーパーのように流れるように線を引いたりできるわけではないので、煩わしさを感じることもあるでしょう。
ライティング編
圧倒的にコンピューターがおすすめです。
コンピューター受験の恩恵が1番受けられるのがライティングになります!
ポイントはこのような感じです。
・文章のコピペが自由にできる
・筆記より圧倒的に時間短縮ができる
一方デメリットとして、スペルミスが起こりやすくなります。
ただメリットが強すぎるので、断然コンピューターがおすすめです!
スピーキング編
スピーキングにおいては、ペーパーとコンピューターで変わることは何もありません!
どちらも対面式の試験になります。
★体験談★実際に両方受けてみた感想
ペーパーとコンピューター両方を受けてみて、結論コンピューターの圧勝でした。
私はPCで文章を読むことに抵抗がなく、タイピングも慣れていたため、リーディングとライティングは本当に快適でした。
また、ずっとヘッドホンを使えるので、周りの音が聞こえないのも集中力維持に繋がりました。
ライティングの時の周りの人の鉛筆音とか、リスニングで答えが流れた時の一斉に皆の鉛筆が動く感じ・・・ほんと嫌いだったんですよね。
スペルミスだけがずっと心配だったので、家で過去問を解くときも答えをパソコンで打って、なるべく慣れるようにしました!
パソコンに慣れている方であれば、全力でPC受験をおすすめいたします!
PC受験を無料で試してみる方法!
JSAFが提供しているこちらのサイトで、実際のテスト形式を無料で試すことができます。
リーディングのマーカーの引き方や、選択問題の解答の仕方などを練習しておくといいでしょう。
まとめ
日本でも受けられるところが増えているIELTSのコンピューター受験。
たくさんのメリットがあるので、自分にどちらが合っているかを考えてみて、スコアメイクに役立てましょう!