イギリス大学院を検討すると必ず壁として現れるのが『IELTS』。
出願の際に英語のスコアが求められます。
もちろんTOEFLなどもOKですが、イギリスはIELTSが主流です。
そこで今回は、こちらに2点を中心に説明していきます!
・目標の取得時期
合格に必要なスコアは?
合格に必要なスコアは、学校ごとに定められています。
同じ大学の中でもコースによって異なるので、自分が出願するコースのRequirementを確認しましょう!
目安は大体こんな感じです。
・ラッセルグループあたりでOA6.5
・中堅校でOA5.5〜6.0
またセクション別に「Wは6.5以上」と指定されるケースもあります。
どのセクションに注力するかも合わせて考えておきましょう。
いつまでに取得すればいい?
まずイギリス大学院は入学前年の10月頃から出願がはじまります。
そして出願が早ければ早いほど合格率はあがると言われています!
なので10月に出願することを考えると、余裕をもって9月までにはスコア達成しておくと安心です。


イギリスは出願時に英語のスコアを提出しなくても、仮合格(Conditional offer)というものを出してくれます。
もちろん英語スコアを達成した状態で出願するに越したことはないですが、間に合わない場合は一旦スコアなしで出願しましょう!
そこで仮合格となった場合、9月の入学までにスコアを達成する必要があります。
ですが留学生はVISAの申請などで時間がかかるので、5月頃までにはスコアを達成して正式な合格(Unconditional offer)をもらうようにしましょう。
入学までにスコアが間に合わないときの方法
毎年一定数はスコアをクリアできずに終わってしまう方もいるようです。
そこで救世主となるのがプレセッショナルコース!
通常入学の数ヶ月前から開講されるコースで、そのコースを受講することで、英語のスコアを満たしたとされ正式な合格がもらえます。
プレセッショナルは別途出願が必要になるので、大学のHPを確認しましょう。
コロナで合格スコアの基準が下がった説
2020年以降、新型コロナウイルスにより留学生が減ってしまいました。
イギリスの大学院は、留学生の学費が英国民より倍近く高いことが多いです。
そのため留学生の学費は学校にとって大きな資金源になるので、留学生を集めるべく、英語の合格スコアラインを下げている学校が散見されます。
『元々はOA6.5以上だったのに、'21 intakeからOA6.0になった!』なんてことがあります。
留学生にとってはハードルが少し下がりラッキーなので、こまめにチェックしてみましょう!
IELTS勉強に役立つお話
実際に私がIELTS対策したときのことが少しでも皆様のお役に立てれば!と思い、記事にまとめています。
こちらから記事一覧がみられますので、ぜひチェックしてみてください!

【完全版】IELTS対策におすすめの教材・参考書を一挙ご紹介!
【Weblio英単語帳】楽しい単語の覚え方!【IELTS対策】
まとめ
大学院に入るため、避けては通れないIELTS。
合格のためだけでなく、『現地で授業を受けるときの英語力をつける!』と考えながら勉強するほうが楽しくできる思います!
目標達成できるようがんばりましょう。